SWOT分析から見る個人の市場価値について
2020/11/23
ブログ
SWOT分析とは、強み、弱み、機会、脅威の4つを組み合わせて分析する、マーケティングのフレームワークです。
リクルートの販促事業ではよく日常で使われていましたが、考え方がシンプルなので使いやすいフレームワークです。
強み、弱み=内部環境(自分でコントロールできる)
機会、脅威=外部環境(自分でコントロールできない)
というようにそれぞれについて検討していきます。
最近、若い方とお話ししていて、このフレームワークは個人にも使える!と気づきました。
自己啓発や、就職活動、転職活動などで、強みと弱みの分析をしている方は多いのですが(自己分析)、機会と脅威について検討している方はほとんどいません。
ところが、会社の上司や、人材紹介業のエージェントや、人事の採用担当の側からの視界では、常に機会と脅威が見えているのです。
(常に他者と比較している)
自分が何をしたいか?何ができるか?はもちろんそうなのですが、
自分のスキルは、その業界や職種ではどの程度価値があるのか?
社内の同僚はどのようなスキルを持っている集団なのか?
についても知っておかないと、本当の自分の価値がは分かりません。
自分の価値は、常に他者比較なのです。
転職するつもりがないからと、ボーッと仕事をしていると、気づいたら後輩たちがメキメキと成長し、ちょっと使えない先輩になってしまう、なんてこともあり得ます。
もうすぐ年末ですね。
1年に1度は、ぜひSWOT分析で自分の棚卸しをしてみてはいかがでしょうか?
書き出したら、誰かに見てもらうのもオススメです。
(ちょっと恥ずかしいですけどね笑)