女性リーダーの増やし方③
新年明けましておめでとうございます。
今年は明るい年にしたい!と思って新年を迎えましたが、
年末年始でますますコロナが拡がり、この第3波はこれまで以上の拡大を見せそうですね。。。
このような厳しい環境下では、立ち止まることは衰退につながるので、これまでの常識を疑い、環境に合わせて柔軟に挑戦する力がますます必要になります。
日本マクドナルドホールディングスは、全店舗と既存店ともに、昨対売り上げUPを続けていると、昨日のIR情報にありました。
「マクドナルドはテイクアウトやデリバリーしやすい商品だからね。」
と言う人もいるでしょうが、私はそれだけとは思いません。
サイドメニューで次々と新商品を出したり、定番商品のチキンナゲットに新しいソースが2種類追加されたり、期間限定商品や期間限定価格ハッピーセットの新しいおもちゃなど、攻めてるな~と感じました。
結果、当然客数は下がっているのですが、客単価が上がっています。
前置きが長くなりましたが、厳しいときこそピンチをチャンスに変えよう!という話です。
そして、それには、女性活躍が有効です。
なぜ、女性活躍か?
それは、女性活躍を進めることにより、(特に男性管理職で回っている会社は)打開策が見つかる可能性が高いから、です。
性別だけではなく色々な方がいますが、やはり女性と男性は違います。
「男性は頭脳で考え、女性は感性で考える」とか、「男は頭で考え、女は子宮で考える」などという言葉があります。
「話を聞かない男、地図が読めない女」がベストセラーになり、話題になったこともありました。
何だかこう言われると女性をばかにしているようで頭にきますが(笑)、女性の第六感というか、女性の感性が真理を突いていることはよくあります。
女性が突発的に
「こんなのあったらいいな~」とか、「こんなことすればいいのに。」
と言ったときに、
「君たちは自由でいいな。そんなに簡単なことじゃないんだよ。」
「実現可能性を考えてからモノを言えよ。」
「それはビジネスアイデアじゃなくて思いつきだね。」
とか、思ったことはないですか?
でも、あったらいいこと、やったらいいことは、あったらいいし、やったらいいことかもしれません。
そして、その実現可能性は、ロジカルで論理的でプロセス設計が得意な人が検討すれば良いのです。
以前、現株式会社リクルート代表取締役社長の北村吉弘さんが、
「僕は、以前から、上司に落ち着きがない、とか、飽きっぽい、と言われてきたんだけど、だからこそ、もっと良くするにはどうしよう、と、新しいことを考えるのが得意なんだ。」
とおっしゃっていました。
強みと弱みは表裏一体です。
ですが、管理職にありがちなのは、自分と同じような人を優秀だと感じ、逆に、自分が出来ることを出来ない人は、「ダメなヤツだ。」と感じる傾向があります。
以前、こんな話がありました。
1年で結果を出すなら同じようなタイプの人を集めた方組織が良いが、
中長期で結果を出し続けたいなら、色々なタイプの人を集めた組織にした方が良い、と。
同じタイプの人を集めると、コミュニケーションロスがない分、スピードが上がるので速く結果を出せるのですが、一方で、1年を越えた頃には、刺激がなくなり、スピードが落ちます。
ですが、違うタイプの人を集めると、最初は、「何で分かってくれないの?」とコミュニケーションコストがかかり、なかなか進まないのですが、自分が考えもしなかったリスクやアイデアが集まり、中長期的な成長につながるのです。
これは、世界で最も優れた集団と言われるアメリカ海軍の考え方らしいです。
とは言っても、自分が理解出来ないようなコミュニケーションの相手を引き上げることは、かなりのマネジメントスキルが必要です。
それが男性同士なら、余計に反発もあるでしょう。
ですので、まずは、女性活躍から取り組んでみてはいかがでしょうか?
女性リーダーの増やし方は、今の管理職の方々のパラダイムシフト次第です。
もし今、希望ある事業計画が描けていなかったとしても、新たな道が開けるかもしれませんよ!