新人研修を作りました!
今回、新たに新人研修を作りました!
コロナ禍にも対応出来るように、
オンラインで4時間程度
で受けられる内容にしています。
この研修は、何かのスキルを教える研修というより、
新入社員がリアリティショックを感じたとしても
周囲の環境を他責ではなく自責で捉え、
能動的に働けるようになるためのプログラムになっています。
※リアリティショック=理想と現実のギャップに衝撃を受けること
リアリティショックに関しては、
新入社員の6割以上が入社1ヶ月以内に仕事に幻滅した、
という調査結果もあるようです。
最近はだいぶ転職しやすい環境になってきましたので、
第二新卒と言われる方が増えていますが、
リアリティショックの乗り越え方を知らないと、
その後も何度も転職を重ねることになってしまいかねないですし、
企業側としても、せっかく採用した新人が、
まだ独り立ちもしないうちに退職してしまうことは避けたいですよね。
では、具体的に研修内容についてお伝えしていきたいと思います。
前段では、仕事の意味やビジネスマナーについて、
なぜそれをするのか?について考えてもらいます。
言うまでもないですが、
言われた仕事はする「べき」、
ビジネスマナーはこうする「べき」
という一方的な押しつけは、今の時代通用しません。
昔は、
「給料もらってるんだから働け!」
「上司や先輩には机を回り込んで右側からお酌しろ!ラベルは上!!」
みたいなことを言う上司がいましたが(いない??笑)
こんな押しつけは、パワハラ、モラハラ、アルハラと言われてしまいますね。
でも、
仕事は生活をしていく上でしなければならない(人が多い)ですし、
仕事は1人で出来ないことも多いですから、
どうせ仕事をするなら能動的にしたいですし、
周囲の人と良好な人間関係を築くためには、
一定のビジネスマナーも必要です。
そのために、1人1人に、
「なぜそれをするのか?」
を考えていただき、
主体的、能動的に動けるようになっていただきます。
その流れから、個性についても考えていただきます。
就職活動で自己理解を丁寧にやった方は、
自己理解が進んでいると思いますが、
就職活動の自己理解は、主に、
自分中心のことが多いです。
「自分は何がしたいのか?」
「自分は何が好きか?」
「自分は何が出来るのか?」
などです。
しかし、
仕事で「個性を活かす」ということは、
自分がやりたいことをやるのではなく、
求められる成果を出すために、
他者との調和の中で個性を活かす、
ということです。
これを勘違いしてしまうと、
職場が非常に居心地の悪い場所になってしまいます。
そして最後は、
「困難の乗り越え方」
です。
困難だと感じることは人によって違いますが、
困難だと感じるときは、大体、
転機がある時が多いです。
何かが起きた転機
起こると思っていたことが起きなかった転機
です。
でも、
転機を乗り越える方法を論理的に知っていると、
転機に直面したときに冷静に対処し、
行動することが出来ます。
これを4S理論と言います。
私もこれまで、様々な転機を経験してきましたが、
この4S理論のどれか、もしくは全部
を駆使して乗り越えてきました。
もちろん、
この理論を最初から知っていたわけではなく、
キャリアコンサルタントの勉強をする中で知ったので、
結果そうだった、ということなのですが、
最初から知っていれば良かったー!!!
と思います。
この理論は新入社員だけでなく、誰にでも必要な知識です。
実際これまで、
何人か困難な転機に直面したメンバー
(産休明けで不安な子、転職したてで戸惑っている子、急な異動で気持ちが追いついていない子など)
にこの話をすると、
状況を客観的に捉え、
次の一歩を踏み出せるようになりました。
と言うわけで、
今回作った新人研修は、
何かの具体的なスキルを教える研修よりも、
効果的で実践的な内容
になっていると思います!
間もなく、新入社員が入社される時期ですね。
まだまだコロナ禍でテレワークの会社も多く、
OJTやリアルな研修も難しいかと思います。
ご興味がありましたら、ぜひお問い合わせください。